見えチヌ釣りに行こう(初心者4)初めての見えチヌ釣りで喰わす秘訣を明かす(後編 お手軽な遊歩道で4枚釣った解説)【前打ち/ヘチ釣り/落と込み/河川/カニ/チヌ/クロダイ/サイトフィッシング】

<紹介>
見えチヌ釣りを行ためのカニ捕獲からチヌを釣るまでの一連の流れの紹介で、後編は釣場に到着して釣りを始めるまでに行う事と、4枚釣った実践の解説です。
釣場は、初心者にお手軽な遊歩道で釣り易いチヌを狙うコツを説明します、

<釣りを始める前に確認する事>
確認した内容次第で、竿を出さず別の場所に移動する判断する事もあります。

【確認①】
一番大事な事は、見えチヌ釣りなのでチヌが見えないと釣りにならないので、竿を出す前にチヌが見えるか最長で100m程度は探し歩きます。もし100m歩いて見えたチヌが1匹以下だど竿を出さず次の場所に移動します。
竿を出さない判断は重要で、一旦竿を出すと仕舞う判断は難しくズルズルと釣れない無駄な時間となる場合があります。

【確認②】
2m以上の底が見えると、1年を通して見えチヌができます。
また2m以上の底が見えて、水温が高い時期では数釣りできる好条件となります。

【確認③】
往復する釣りでは、往路で太陽を背にできる位置から釣り歩く事で、水中が見え易くなり、フレッシュなチヌの数釣りを狙います。

【確認④】
水温が高い時期は水温測定は不要ですが、個人的に年間を通して測定することで、水温と釣果との関係をマクロ分析に活用しています。
水温測定は、川底と表層10cmの2点です。
川底18℃以上あれば上流の潮止まで干満に関係なくいつでも釣れるため、5月下旬から10月頃までは水温測定は不要です。

<仕掛けにセッティングに付いて>
仕掛けはセット時間を短縮するため、事前に作成し巻いて竿に付けて収納しています。
巻き癖ができてチヌに見切られ易い説がありますが、実際にチヌの動きを見て影響ないと判断しています。

<狙うチヌ>
釣り易いチヌに狙いを絞る事で、釣果を伸ばします。
この釣り場では、上げ潮で水深3mの川底は見えませんが、狙いは傾斜した護岸壁の駆け上りの水深1.5m前後の付くチヌです。

<カニサイズ>
基本 釣っている場所に生息して居そうなサイズを使います。
この釣り場はフラットな傾斜護岸なので甲羅幅1.2cm前後の小ガニから使用開始して、チヌの活性度やエサ取りの有無などでカニサイズを変えていきます。

<最適な竿の長さ>
チヌが逃げ難い遊歩道の端から1m後退した位置から河川に向かって直角に竿を伸ばして、穂先が水際ギリギリの距離になる長さが、竿振りでチヌが逃げ難いです。
潮位が高くなると4.5mに縮め事で使います。竿は短い方がチヌが竿に気付き逃げ難くなり有利です。

<カニ針刺し>
カニに釣針を刺す方法は、横刺しにします。横に刺すとカンヌキに掛かり易くなります。
また、科学的な根拠はありませんが、針が見え難いため喰いが良くなると感じがします。

<仕掛け>
仕掛けの紹介です。
ナイロン2号でイエロー、ハリス1.7号2m、チヌ針1号、針オモリはガン玉2B
この仕掛けだけ年間通して使っています。

<重要>
チヌがカニに気付かない時は、カニを5cm程度動かすイメージで誘います。
大きくアピールする様に誘うと、チヌはビックリしていげます。
誘いのポイントは、ココにカニが居ますよではなく、チヌがカニを発見した様に見せるため小さく動かく誘いが効果的です。

<重要>
カニ回収時は、釣り人が後退して竿起こしてチヌが竿に気付いて逃げられない様にします。

<軟調の竿>
軟調の竿は、周辺のチヌを散らさず複数枚釣りたく、掛けたチヌを強引に寄せて短時間に取込みは難しいです。
ただ、引きは楽しめめます。

<軟調の竿>
軟調の竿のメリットとして、竿が柔らかいため穂先でアタリを確認し易いです。
軟調で強風の中、ピンポイントにカニ打ちは難しいですが、穂先でアタリを取る事に限れば有りかも?

<すっぽ抜けチヌ狙い>
捕食スイッチが入っているためチヌの頭上にカニ打ちしても逃げないです。
また、カニを喰ってすっぽ抜けたチヌは大抵2匹目のカニを探して暫く同じ場所をウロウロする習性がありますので、素早く再打ちします。

<チヌの習性を利用した釣法>
移動するチヌの前方にカニを打って、沈むカニにチヌが気付いたときは、チヌからカニが逃げてる様に見えて追っかける習性があります。
この習性は最近分かりました。

<磯竿による見えチヌ釣り>
磯竿+スピニングの総評は使えます。
課題は、水深1.5m前後の底に居るチヌ狙いで強風で無ければ問題ありませんが、水深50cm以下で警戒心が高いチヌなど、ピンポイントにカニ打ちは、レバーブレーキを持って竿振りと、軟調の竿は強風の影響を受けて難しいです。

<1.5mの底チヌが釣り易い訳>
水深2m以上の底チヌ狙いは、カニが沈む時間が長くカニに気付いて逃げる確率が高いです。
50cm以下だと高活性ですが、警戒心も高くチヌがカニを発見した様に見せるピンポイントにカニ打ちが出来ないと、着水音で逃げる場合が多くなります。
1~1.5mの底チヌは、警戒心が弱くカニが沈む時間も短く釣り易いです。

●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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