<動画の紹介>
干潮前で水面から足元まで高くなって、光の屈折を活用してチヌ近付いて逃げ易い状況でも、水際の水深50cmで休むチヌに4mまで近付いて釣り人が動いてもチヌは逃げずに喰ってきます。
逃げない主な理由はさざ波です。
<チヌから釣人を見る景色>
見えチヌ釣りで悩ましい事は、チヌが釣人を見る景色と釣人がチヌを見る景色は、空気と水中の2つの物質の境界で発生する光の屈折の角度が、釣り人(空気中)からチヌ(水中)を見る時と、チヌ(水中)から釣り人(空気中)を見る時で違う事です。しかし、脳は光が屈折を考えず勝手に光景をイメージしており、実際の光景は違う場合があることです。
そこで、脳が錯覚するイメージを補正して実際に光景になる様に考えて補正したイメージする事です。
その一例が『さざ波』で、チヌから釣人を見た時に細かい波で景色が細切れに歪み釣人が見え難くなり、チヌに接近できる主な要因と考えています。
<チヌに近付ける距離の見極め>
チヌに近付ける距離は同じ場所でも水位や水温・波などの天候によっても大きく変わってきます。
チヌから釣り人が見え難くなる要因は、光の屈折、同化、波、水温など複数ありますが、どのような条件がどれだけ影響するか、ある程度把握した上で、釣り場に着き釣り歩きながらチヌに近付き逃げる動きを見ながら近付くための条件と近付ける距離を見極めます。
<良く見る光景>
1匹が喰っていると他のチヌが近付く光景はよく見ます。
チヌがカニを喰っている位置から1m以上離れた場所のチヌが、喰っていることに気付いて近付く光景も良く見ます。
見えているチヌの動きはいつも興味深いです。
もし、2本目の竿を出すことができれば簡単に喰うと思います。
<波の有無により釣人の見え方を実験した動画>
さざ波で釣り人を見え難くすることができます。
さざ波有りと無しの実験を行った動画を紹介していますので合せて見て頂けると嬉しいです。
YouTube
見えチヌ釣り(教本2)水中から釣人を見る光景を撮影 チヌから見える景色をイメージして釣果が上がった
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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