見えチヌ釣り(実践73)干潮前に急流となる川筋で短時間に数釣りするコツを紹介(40分で5枚)【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/カニ/釣り方/サイトフィッシング】

<釣り場>
大潮の干潮前の川筋は流れが速くり、水深が50cm程度に浅くなると必然的にチヌが集まってきます。
狙うポイントが満潮と違い川筋だけに絞られるので、上流から川筋だけ釣り歩く事で短時間に数釣りが可能になります。

<釣り方>
川に入って釣りを開始する前に、河川の土手の上からザックリチヌの居場所を確認します。
理由は、川に入るとチヌが居る場所の水面がギラギラしてチヌを見つける事が困難になるためです。
ギラギラの理由は、チヌの真上の水面を水面を基準に水平角が小さくなると、光の反射率が上がるためです。逆にチヌの真上を基準に水平角が大きくなると屈折光量が増えて水中が見え易くなります。一例として橋の上から川を見るとチヌが良く見えます。

<戦略と戦術の考え方>
数釣りは1匹1匹の積み重ねですが、1匹釣るにはテクニックを駆使した戦術が必要で、数釣りには1匹釣った後の次のチヌをどの場所で釣るるかの繋ぎのプロセスを駆使した戦略が必要です。
この戦術と戦略のそれぞれで何をすべきか釣行毎に整理して実践できないと、いつも安定した数釣りは難しいと考えています。

<戦略的な考え方>
大潮の干潮前に川筋が急流となって水深が50cm程度になった頃は、チヌは川筋に集まりますから、上流から水深50cm程度になる時の川筋を狙って、徐々に下流に向かって釣り歩くと短時間に数釣りを楽しめます。
この条件に合う河川は、干満差が大きく干潮時に川筋が現れ、水量が少ない砂地の中小河川に多い傾向にあります。

<戦術的な考え方>
(1枚目)
土手から発見した位置にカニを打って喰わなかったので、テトラ周辺にカニを打つローラー戦術に切り替えまます。

(2枚目)
流れと波有りのテトラ際の超浅場(水深30cm)に居るチヌを発見した為、カニ打ちは水深30cmまでだったら、臨界角の外側となるチヌの前方30cmに打っても危険を察知することなく喰ってきます。

(3枚目)
水面がギラギラして見えないチヌ釣りですが、杭辺りの急流にチヌが居ると判断して、杭の手前の砂地でカニを転がして喰わせます。
カニを自然の流れに乗せて転がすとチヌは警戒しないようです。また、転がす事で広範囲に探る事ができるため効率よくチヌに喰わすことができます。転がさず誘うとチヌは危険を察しして逃げます。

(4枚目)
水面がギラギラして見えないチヌ釣りですが、テトラに隣接したゴロタ場が浅くなって、急流になるとチヌが付き易いです。そのポイントにカニを打つと一発で喰ってきました。

(5枚目)
高架下はチヌが好む場所です。更に高架下にゴロタ場が有って、浅場の急流となると、多くのチヌが付きます。
釣り方も、釣り人や竿は高架橋と高架に同化する事で、チヌが逃げないためメチャクチャ釣り易い場所です。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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