見えチヌ釣り(光景16)冬場の河川は下げ潮狙いが定石で石積み際で低活性の見えチヌに喰わす技を紹介【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/黒鯛/カニ/釣り方/テクニック】

<高確率で釣る条件>
冬場の河川で河口から約1Km上流の場所で見えチヌを狙うには、河口より難しい条件になりますが釣り方を紹介します。
釣る確率が高い条件は、河川に暖かい海水が入り込んで汽水域の下層(海水)の水温層が厚くなり、チヌが河川に入り込む満潮前後からになります。
また、冬場は汽水域の川底と上層の水温差は水深50cm程度でも1.5度程度あるため、変温動物のチヌは温度変化を嫌って石積みの駆け上がりの浅場には寄らず、大抵のチヌは底で餌を探しています。
釣り易い時間帯は、透明度が2m以上あっても満潮前後で水深が1.5m以上あると、波や水面のギラギラなどで海底のチヌの発見は難しく、またカニ打ってチヌが沈むカニに気付く前に着底させることが難しく、沈むカニに気付いたチヌの大半は逃げるか警戒してカニに近寄らないめ、下げ潮で水深が1m程度になった頃から釣り始めて、釣り易い水深は50cm前後になります。ただし50cm前後で釣るには、チヌに気付かれないように近付いて餌打ちで逃げないようなコツが必要になります。

<釣り方>
海底で下を向いているチヌは、釣人や餌打ちに気付き難いため高確率で釣るチャンスです。
釣り方は、カニの着水音に気付かれない様に1m先に打って着底させ、チヌの前方約50cmを通過する様にカニを動かし、チヌが気付いたら止めて待つと近付いて喰いますが、海底と上層の水温差があると活性は低く喰い込みが悪いためじっくり待ちます。

【重要】
カニをチヌの前方を居通過させる動かし方は、川の流れに合わせる自然界と同様な動きになる様に心がけます。チヌは不自然な動きと感じたら一目散に逃げます。

<ノウハウ>
チヌ頭上の水面を基準に釣人の目線の水平角が20度以上はチヌから釣人が見え易いため、気付かれない様に餌打ちは体を動かさず、餌打ち時の竿操作は、チヌから竿の動きが小さく見えるようにチヌに対して前後に振ってカニを打ちます。
更に、釣り人の背後の護岸のコンクリート壁や空の雲と同系色の服装(薄いグレー色)の服装を着ることで、チヌから釣り人が見え難い保護色になりチヌが逃げ難いと考えています。

<タックル・仕掛け>
竿 5.3m
ライン PE1号(白色)
ハリス 1.7号(2m)
針 チヌ針1号(針オモリ2B)
餌 カニ

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

#見えチヌ釣り #見えクロダイ釣り #前打ち #ヘチ釣り

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