見えチヌ釣り(テクニック31)干潮のテトラ際で休むチヌを根掛かり回避して釣るテクニックを紹介【見えチヌを釣る/前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/釣り方/サイトフィッシング】

<テトラ際でチヌ釣りで注意点>
干潮でテトラ際で休むチヌを釣るには、注意点があります。
①チヌを掛けた瞬間にテトラの隙間に潜られて出てこなくなる可能性があます。
②テトラに付着したカキなどに根掛かりする危険性があります。

<根掛かり回避するテクニック>
①テトラに潜らせない
喰った後に竿に軽くテンションを右方向に掛けると、チヌは無抵抗でフラフラと右を向きます。この瞬間に竿を強く引くとテトラから一気に離せす事ができます。
この釣り方は、テトラの隙間に居るチヌの穴釣りでも応用ができます。喰った後に、ゆっくり竿を起こすとテトラの隙間からチヌがフラフラと浮いてきます。テトラの隙間から出た瞬間に竿を一気に起こすして、安全な場所に誘導して潜られることを回避できます。

②テトラに根掛かり軽減
小針(チヌ1号)と小ガニ(甲羅幅1cm)を使うと根掛かりを軽減できます。
私の場合は、1年を通して根掛かり回避に効果あると考えてチヌ針1号を使っています。また、小針を使う事でチヌに針が見え難くなって違和感を与えないと効果もあると考えています。

<テトラ際で休むチヌを釣る方法>
干潮では大抵のチヌはテトラ等の障害物際で休んで動かないため、動き回るチヌに比べて狙ったポイントへカニの着底がやり易くなります。チヌが動かなければ、障害物際に居るチヌのカニ着底ポイントの定石である斜め後方30cmにテトラからカニが転がり落ちてカニが動く演出ができると、チヌがカニを発見した様に気付いて振り向きスッと近付き喰います。
もし気付かない時は、カニがチヌから逃げる様に斜め前方に遠ざける様に誘うと追っかけて喰います。
誘いでやってはいけない事は、カニをチヌから50cm以下に近付けて気付かない時に、チヌに気付かせようと更に近付けると不自然なカニの動きに危険を察知して逃げます。接近したカニをチヌに気付かせる誘いの基本は、チヌからカニが逃げる様に遠ざけます。

<見えチヌ釣りは干潮の浅場が楽しい>
チヌの動きがクリアに見えるためチヌの習性を把握する勉強になり、見えチヌ釣りの参考になっています。

●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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