見えチヌ釣り(実践90)超浅場のチヌはカニの着水で逃げないと大抵喰わす事ができる釣り方を解説【見えチヌを釣る/前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/釣り方/サイトフィッシング】

<前打ちでチヌが逃げる工程(プロセス)>
1)発見したチヌに近付く時
2)竿を振った時
3)打ったカニの着水音
4)沈むカニに気付く時
5)不自然な誘いに危険を察知した時
6)不自然に動くカニ

<超浅場のチヌが釣易い条件>
上げ潮で石積みの上部が沈み始める頃に水際によるチヌです。
石積みの水際には、餌が豊富な石積みの上部に行きたく、潮位が高くなるのを待っている活性が高いチヌが多いです。
このチヌ狙いのため、チヌが逃げるプロセスの5)と6)は、チヌの活性が高く少々の不自然さは問題なく喰うと思われます。
1)~3)のプロセスは、浅場の水際に寄るチヌの警戒度は高いですが、チヌを発見しカニを打って着水音で逃げなければ大抵のチヌは喰ってきます。

<チヌが逃げ難いプロセス1)~3)の対策について>
1)チヌに近付く時
チヌに近付く時は、竿を前方に寝かせてチヌを探し歩きます。歩く速度はゆっくりが基本で、速く歩くと釣り人に気付いて逃げる確率が高まります。
また、発見したチヌに近付ける距離はチヌの頭上の水面を基準に水平角が20度以下が基本です。

2)竿を振った時
短い竿がチヌが逃げ難いです。
釣り人の心境として、チヌに逃げられたくなく、遠くから餌打ちができるように長竿を使いたいです。私も見えチヌを始めて数年は、6.3mを中心に7.2mの長竿を使っていましたが、長竿には致命的な弱点が2つある事に気付き、今では4.3mまたは5.3mを使用頻度を半々程度で使ってます。

弱点について解説します。
【1つ目】
長竿を使って寝かせた状態でカニを打つと、草や石などに当たるため、竿を起こして振ります。竿を起こす事で、チヌに気付かれ易くなります。
【2つ目】
カニを回収するときに竿を立てますが、竿が長いと周囲のチヌが竿に気付いて逃げだすため、餌打ち間隔を広げる事となり、必然的に餌打ち回数が減り釣果も減ります。
長竿を使って、仮に5m間隔で餌打ちする、カニ回収で竿を立てるたびに、これから釣り歩くポイントのチヌが逃げる為、チヌが釣れなくなります。

●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトがあります。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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