＜紹介＞
端から見れば、こんな超浅場で立て続けに３枚釣れるのかと思うかも知れませんが、実は難易度が低い釣り場で、更に釣り易いチヌを狙う事で実現しています。
どうすれば釣れるか釣ったシーンについて、最後に徹底解説します。
＜見えチヌ釣りの基本的な考え方＞
見えチヌを釣るには、「打ち方」「演出」の２つの工程から成ります。
打ち方は、チヌが釣り人に気付く前に見つけて、狙った着水から着底ポイントに打つまで、チヌに気付かれない様に行う一連の操作です。
演出は、チヌがカニに気付く時に自然に動いている様に見せかける誘いを行い喰わす一連の操作です。
＜釣り場と狙うチヌ＞
見えチヌを釣るには、護岸構造によって難易度が大きく変わります。
石積みは釣り易い方です。満潮で餌が豊富な敷石の上に寄るチヌは警戒心が強いですが喰う気満々です。特に、敷石の上の水深が50cm以下で、食事中や休むウロウロ移動しないチヌは狙い易く釣り易いです。
＜タックル・仕掛け＞
仕掛けは、年間通して固定にすることで、持ち運ぶ量が減りますし財布にも優しいです。
竿の長さは、チヌの居場所によって素早く対応できるように4.3-5.3mのマルチレングスを使います。
カニサイズは、水温によって変えており、水温１８度未満は甲羅幅1.0～1.5cmの小ガニを使います。
＜カニ打ち方法＞
カニを打つ方法は、演出を考えたうえでチヌに気付かれない様に近付いて、狙ったポイントにカニを打ちます。
１・２枚目は、石積みの穴に居るチヌから１メートル離して打ちます。
３枚目は、壁際に居るチヌの横の通路の上に乗せます。（私の場合は、喰う確率が高いゴミがチヌの横に浮いている上に乗せて落としました。）
注意点は、竿振りに気付かれない様に竿を寝かせて速く振って、チヌの方向でピタッと止めて動かさなければチヌは逃げ難いです。
＜演出方法＞
演出は、チヌに気付かれない様に打ったカニを自然な動きに見せかけたカニに、チヌが気付く様に竿や流れなどでカニを誘導します。
この動画の演出は、チヌが食事中または休憩中で、移動せずカニはチヌの死角に居るため、誘導時にチヌを気にせず近付けてカニをそっと転がり落とせば警戒せず喰うため釣り易いです。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトがあります。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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