<動画の紹介>
石積みの釣り場で水面が高く、護岸壁のコンクリートが日陰で暗くなり、釣り人が護岸壁に同化した釣りが難しいため、光の屈折を活用して釣ります。
竿は、水面が高いため4.3mの竿を使います。
光の屈折の活用は、チヌの頭上の水面基準に水平角20度以下の角度に入れる距離まで離れてエサ打ちします。
<釣り方は渓流釣りスタイル>
始めて自身が釣っている姿を見て分かった事が、浅場で見える魚を釣る時は必然的に渓流で釣るスタイルになるかも知れないです。
<竿の選択について>
竿の長さは、チヌが逃げない様に離れる為に長い方が良さそうですが、経験的にチヌにエサ打ちするときに長竿を使うと、どうしても竿を上向きに振らないとカニが地面の草などに引っ掛かる場合があります。この上向きにした竿にチヌが気付いて逃げる場合が多くありました。そこで、短い竿を使う事で、竿を上向きにすることなくエサ打ちできるため、チヌが逃げ難くなっています。
ただ、短い竿で届く距離まで近付くために、光の屈折や護岸壁などに同化できる時間帯に釣行しています。
<見えチヌを釣る基本テクニック>
様々なフィールドで安定して見えチヌを釣るには光の屈折と同化する下記の3点の基本テクニックとして活用しています。
1)カニを着底したいポイントは見えているチヌの虚像と実像の位置を把握する事。
釣人から見えるチヌは、光の屈折と目の錯覚によって実際の水深より浅く見えて、チヌはり少し遠くに見えますがこれは虚像です。実際に居る場所は、水深は深く、少し手前に居るため、餌打ちはするポイントに見極めが重要になります。
2)チヌの頭上の水面を基準に水平角20度以下でチヌを探し竿操作する事。
光の屈折により、チヌの頭上の水面を基準に水平角が20度以下に釣り人が居た場合は、チヌから釣り人を見ると5分の1に縮んで湾曲するため、見え難くなり近付き易くなります。
3)背景に同化できる場所は太陽の位置も考慮する事。
チヌに気付かれない様にする方法として、背後の護岸壁のコンクリートや空に同化する方法があります。ただ注意する点として、太陽の位置によってコンクリート護岸壁はいつも活用できないです。必ず護岸壁に日光が当たっている時間に釣行しないと同化は活用できません。
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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