＜潰されたカニを使って喰わす＞
潰されたカニで喰わす釣法は、７年前に前打ちで、水深50cmの砂地に居る見えチヌにカニを打って喰わせたが、すっぽ抜けてしまった時のチヌの動きが、その場でウロウロと居なくなったカニを探すような光景でして、試しにすっぽ抜けて上がってきた潰れたボロボロのカニをそのまま打つと、チヌは見つけたカニに飛びつくように喰ってきました。その後すっぽ抜けたカニを何度も喰ってきたため、まぐれで無く安定して釣れると確信して、今では１つの釣法としています。
＜釣り方＞
チヌを掛けた直後に、すっぽ抜けて潰れたカニが上がってきたら、直にすっぽ抜けたポイントに餌打ちすると、釣れる確率が高いです。
夏場であれば再度打つと明確なアタリが多く、中には着水と同時に水面まで浮き喰うチヌも居いますいが、真冬は大半は居食いとなります。
注意点です。
①潰されたカニは足だけでは、何度も試みましたが喰わせた経験は無く、少なくとも胴体の一部が残らないと喰わないです。
②アワセを強くすると、合わせた直後にすっぽ抜けたとしても、チヌにガツンと衝撃が加わるとビックリして逃げるので、チヌの唇に掛けるつもりで軽く合わせます。
③すっぽ抜けて針だけ上がってきた時は、素早く新しいカニを刺して打っても喰う時があります。
④見えチヌに対して再度打つ時には、釣り人や竿振りにチヌが気付いて逃げない様にします。
＜重要 カニの針刺し方＞
動画を見ての通りですが潰れたカニは、かろうじて針に掛かってます。これはカニを刺すときに一般的な尻刺しでは針だけすっぽ抜ける確率が高まるため、針が見え難い様に腹側に刺す時に足の筋肉に刺す事でカニを取れ難くしてます。
＜重要＞
居食いのアタリを穂先で取りたく軽くラインテンションを掛けると、チヌはカニを喰う時に違和感を感じてカニを吐き出す可能性が高くなります。ラインは緩めてアワセのタイミングは、ラインが引き込まれるか、チヌの動きを見ながら勘と経験で行います。アワセを待ち過ぎるとカニを飲み込んだり、針を吐き出したりします。
アワセのタイミングを客観的に判断したいですが、未だに高確率で掛ける手段が見つからず試行錯誤中です。
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を１％でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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