＜2022年の総括＞
前打ちで、2021～2022年の２年間通して、１日の平均釣果がツ抜け(二桁)釣りを達成できましたので取り組みを紹介します。
但し、ツ抜けできた釣果には自宅近くの河川の釣果を除いています。理由は、近所の河川は試行錯誤した試し釣りがメインで釣る時間も１時間前後と短く、半日間まとも釣っていないため１日の釣果集計に加えていません。
＜釣果データ＞
年間総釣果
2021年 568枚、サイズ31.0～50.0cm 平均39.6cm
2022年 469枚、サイズ30.0～50.5cm 平均39.4cm
自宅近く以外の河川の釣果
2021年 412枚、釣行日数37日、1日平均11.1枚
2022年 367枚、釣行日数35日、1日平均10.5枚
自宅近くの河川の釣果
2021年 156枚、釣行日数37日
2022年 102枚、釣行日数30日
＜数釣りする考え方＞
河川で、前打ちによる見えチヌ釣りを専門に行って１０年になります。
多くのチヌを見て分かった事は、スイッチが入ったチヌ、または、釣り人がスイッチを入れたチヌは、釣り易いです。
また、スイッチがOFFチヌでもカニが自然な動きになってからチヌがカニを発見した様に見せかける餌打ちができると高確率で喰う為、簡単に安定して喰わす方法を試行錯誤しています。
＜釣果枚数(月別)＞
釣り易い時期は、３月・９月・１２月です。
３月は、浅場でアオサを魚体を下向きにして喰うチヌに小ガニを打つと良く釣れます。
９月は、スイッチが入ったチヌが多い傾向にあり、何やっても釣り易いです。
１２月は、腹が減っているのか小ガニを使うと、適度に距離を離してカニを沈ませると追っかけて喰うことが多々あります。
難しい時期は、１月～２月です。
低水温で見えるチヌは少なくなり、発見しても低活性でスイッチOFFのチヌが多く、カニに近付いてもしっかり観察して見切られる事が多くなります。
１年を通して、水温が一番低い２月中旬を過ぎると、徐々に釣果が伸びてきます。
＜１０年間の取り組み＞
河川で、前打ちによる見えチヌ釣りを専門に始めた2013年から取組んで効果があった内容を紹介します。
(1)2013年～2016年
河川には良型の多くのチヌが入り込んでおり、浅場で多くのチヌが見えるため河川を専門に釣り始めています。
(2)2017年～2018年
ボウズ率を下げるため、護岸構造や潮位、水温などの条件から複数の釣り場を釣り歩くストーリーを作成します。
(3)2019年～2020年
光の屈折は、渓流釣りを参考にチヌ釣りに応用しています。
チヌに餌打ちできる距離まで近付いても逃げ難い方法と、チヌが逃げ難い餌の着水ポイントに光の屈折を活用して釣果UPに取り組みます。
(4)2021年～2022年
前打ちの釣り方で、チヌのスイッチを入れて釣り易くする事は難しいですが、スイッチがOFFでもチヌがカニを発見した様に見せかける事ができるポイントに打つと釣れる事が分かった為、現在は、簡単に高確率で喰わす為に、チヌの前方や後方へ最適な距離感となる着水と着底ポイントを模索しています。
＜今後の取組み＞
現状は、１０投して１～２枚しか釣れない為、いつも安定した数釣りができる様に、チヌの動きを予測できる洞察力と、狙ったピンポイントへ、餌打ちできる精度を高めて、直近の課題であるツ抜けが出来てない１月と２月の釣果アップに取り組みます。また、目標である、年間通して１日の平均釣果を１５枚で、年間１０００枚を目指しています。
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を１％でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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