見えチヌ釣り(テクニック25)冬場に深場の見えチヌを釣る攻略法(寒波の合間に釣行して2枚釣ったシーンで解説)【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/カニ/釣り方/サイトフィッシング】

<狙うチヌ>
整備された駆け上がりの護岸で障害物が無い水深1.5~2.5mに居るチヌを満潮からの下げで狙います。
寒波で気温は一気に下がったが、透明度2m以上で水温は川底14度、表層(水深10cm)との川底との水温差0度で見えチを狙うには問題ない条件です。

<釣り方>
曇空なので水中が少しでも見え易い様に太陽を背に釣り歩きます。
整備された駆け上がりの護岸で障害物が無い場所のため、カニの着底ポイントは、冬場だと1.5m以上の深場となるため沈むカニに危険を察知されない様にチヌの前方1mにカニを着底させる様にカニを打つと逃げ難いです。
ただ、深場なのでカニ着水ポイントは、チヌの水深・流速・カニが沈む速度(20cm/秒)の考慮が必要で餌打ちの難易度は高くなります。
なお、夏場は水深50cm前後の浅場のチヌ狙いの為チヌの前方50cmにカニを着底さえる様にカニを打っても危険を察知して逃げず喰います。

<カニの着底ポイント>
夏場であれば、チヌより浅場へカニを着底させた方が喰いが良いが、冬場はチヌが居る場所から深場にカニ着底させた方が喰いが良いです。

<誘い>
冬場は誘わない方が良さそうです。
冬場は滅多にカニを喰えないためか、チヌがカニを発見してもしばらく観察して違和感が無ければ喰うなど、夏場の様に簡単に喰ってきません。
誘ってカニが不自然な動きになると一目散に逃げます。

<カニ餌のサイズ>
整備された護岸はカニが隠れる場所が無い為、チヌが大きなカニを発見すると大抵ビックリして逃げます。その場所にあったサイズのカニを使います。動画の場所では、甲羅幅1cmのカニを使い、その場に居ない不自然な大きいカニは使いません。

<深場のチヌ狙い>
水深が深くなるとチヌの判別は難しく、シルエット(黒い影)しか見えない場合が多くなります。
シルエットを発見した場合は、石の影・黒色のゴミの場合もありますが、数打って判別できるようにしかないです。
参考でに、私がシルエットからチヌと判別する方法は、シルエットが太陽の位置から考えて、違和感がある場合はチヌの可能性があります。また、ゴミに関しては、ゴミが溜まりそうで無いところにシルエットが見えたらチヌの可能性があると考えています。

<低水温時期のチヌ発見方法>
夏場だと50cm前後の浅場に居る為チヌが釣人に気付いて逃げる前にチヌを発見する事は容易だが、冬場のチヌの居場所は1.5m以上と深い為チヌの発見が難しく、先にチヌが釣人に気付き逃げられ易いです。そこで深場のチヌを発見する為に太陽を背に歩き、偏光グラスは光の透過率が40%以上を使用しています。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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