<狙うチヌ>
3日前にまとまった冷雨(35mm)で河川の上層の水温が一気に低下した影響でチヌの活性が低下した中で見えチヌを釣ります。
水温は水深1.5mで、川底17.0度、表層(水深10cm)14.0度、水温差3度の厳しい条件となっており、11月末としては珍しい温度差です。
<釣り方>
この釣り場は、ハイプレッシャーなチヌが多いため、チヌから2m以上離してカニを打って、沈めながらチヌから50cmに気付かれない様に着底させます。誘いは小さく3~5cmていどゆっくり動かす誘いを行い、チヌがカニに気付いたら即止めて待つとチヌが近付いて、カニに違和感が無ければ喰ってきます。
誘いを大きくするとビックリして逃げます。また、カニに違和感があると見切って逃げるため、見切られない針刺しが重要です。
<低活性なチヌを釣る技>
冷雨で一気に表層水温(真水)が下ると川底との水温差が大きくなり活性が低下して動きが鈍くカニに気付き難くなるようで、見えチヌだと気付くまでカニを5cm程度誘う竿操作を繰返し、チヌが自然に生息しているカニを発見した様に見せかける事で悪条件でも釣る事が出来きます。
<チヌの引きが弱い>
コンディション良い44.5cmのチヌだが突っ走らず簡単に浮いたため、水温が一気に低下した影響で動きが鈍くなったかも知れません。
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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