見えチヌ釣り(テクニック8)真冬の見えチヌに会心の前打ちで喰わすテクニックを紹介【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/黒鯛/カニ/釣り方/テクニック】

<冬の見えチヌに前打ちによる餌打ちする方法を紹介>
冬のチヌの動きを見ていると低活性で動きがゆっくりで、好奇心旺盛なチヌがカニに気付いてもじっくり観察して見切る事が多いです。
更に波が無いと喰いは悪い状況になります。
このような状況下で違和感を与えず喰わすことは難しいですが、本動画では思い描いた通りに喰ってきました。

喰わせた要因はチヌの動きを見ていると、チヌから適度な距離を離してカニを沈めて、カニが着底する直前にチヌに発見させて近付かせ、チヌがカニに近付いた時には、カニが自然界と同じ動きができたことだと考えています。

<釣り方>
釣り場は、護岸壁の海側に通路があり、護岸際に石積みがある場所で釣ります。
釣り方は、石積みの上から釣ると水面がギラギラして水中が見え難いため、一段高い護岸壁の通路から釣ります。
高い場所からの釣りは、チヌから釣り人が見え易く逃げる確率が高まるので、護岸壁のコンクリートと同系色の薄いグレーの服装を着る事でチヌからに見え難い保護色になると考えています。
チヌを発見する方法は、ゆっくり歩くとチヌは気付き難い様です。また、チヌは動かない物体(釣り人)には危険を察知しないようで、狙うチヌを決めてからは喰わすまで体を動かさないようにします。
チヌを発見すると、チヌの動きからカニを着水させるポイントと着底させるポイントを瞬時に決めて、風や流れの影響を考慮して竿振りで逃げないように竿を寝かせてサイドから餌打ちします。
発見したチヌは、石積みの駆け上がりの海底付近の水深約1mの石の上に居るので、カニの着底ポイントは1m離した石の上にする事で高確率で釣れると考え、カニの着水ポイントはチヌが逃げ難い2m前方に餌打ちしてカニを沈めながら駆け上がりの石の上に着底する直前に気付かせるように竿を操作して、チヌが喰ってきましたので会心の前打ちになっています。

<チヌが警戒しないカニの沈ませ方>
チヌが警戒しない餌の沈ませ方の基本は、チヌが気付く前に着底させて、着底したカニにチヌが近付いた時にはカニが自然と同様な動きになっていると危険を察知せずに喰ってくる確率が高いです。
ただ、着底後に気付かせるには、海底が砂地や護岸壁であれば障害物が無いので、チヌに気付かせることは容易ですが、海底がゴロタ場や石積みではカニが石の隙間や、チヌから見えない石の裏側などに着底すると、チにが気付いてもらえません。
そこで、カニが着底する直前に気付くような沈め方をすると、チヌはカニ発見してカニに近付いた時にはカニが自然な動きをしていると危険を察知せずに喰ってきます。この着底直前のカニと海底との距離は、経験的に30cm以下であれは危険を察知し難い様に思えます。但し、チヌとカニとの距離は、海底の状況にもよりますが最低でも50cm以上は離さないと危険を察知して逃げる確率が高くなります。

<手袋について>
カニ針刺しの手返しを1秒でも短くしたく手袋は極力しません。ただ、寒むくてかじかむ時は、常に外気にふれる竿を持つ手だけして、反対の手は防寒着のポケットに入れたカイロで暖をとるようにしています。泳ぐチヌを狙って前打ちしていますので、1投目の餌打ちでカニを取られるなどした場合に、再餌打ちするためカニを針に刺しますが、カニの針刺しにもたもたするとチヌが泳ぎ去ったり、竿振りで逃げ易い位置に移動したりして好機を逃すためです。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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