見えチヌ釣り(テクニック20)砂地の底はチヌから釣人が丸見えでも8mまで接近し簡単に釣る技を科学的観点から解説【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/カニ/釣り方/サイトフィッシング】

<釣り場>
護岸構造は護岸壁の川側に通路があり、河川の河口付近の川底の状態は、一面砂地で障害物が無いためチヌから釣り人が丸見えの釣り場で、護岸壁は4mあります。
釣り人の背後に護岸壁があるため、釣り人は護岸壁に同化してチヌに接近できます。

<釣り方>
1匹目は、チヌが泳ぐ姿勢で川底でフォバリングしているため、チヌの死角である頭上にカニを落とします。カニが沈んでチヌの視界に入った時に臆病なチヌはビックリして逃げますが、チヌは好奇心旺盛でもあり、何が沈んだのか確認するために思惑通り戻ってきました。しかし、カニから50cm程度離れて約5秒間もカニをじっと見た後に、見切ってにげられました。
見切った原因は、チヌの動きがみえているため、釣針が見えたが、カニの動きが不自然の2つの可能性が考えられます。回収したカニを確認すると針刺しは問題なかったので、おそらくカニを動きが不自然だったと思います。

2匹目は、砂地を掘っているチヌを狙います。砂地を掘っているチヌは、高確率で釣れるチャンスです。餌打ちポイントはチヌが居る川底の状況にもよりますが、一面が砂地の場合は、チヌの尾ビレ付近にカニを着底すると、大抵のチヌは、側線または視界(チヌの視界は片目で180度)にカニが入って気付いて振り返り喰ってきます。

<餌の回収時の竿操作は重要>
釣り人は、餌打ちは神経を集中して行いますが、チヌが喰わなかった時の餌を回収する竿操作は無意識で竿を立てて回収する場合が多いと思います。見えチヌ釣りにおいては餌回収後に次に餌を打つポイントが10m以下の場合は、立てた竿にチヌが気付いて逃げるか、逃げなくてもその場で警戒モードに入り餌を打っても喰わなくなります。
この場所は背後に4m程度の護岸壁があるため、餌回収のため4.3mの竿を起こしても穂先から1本半程度が護岸壁の上に出るだけだとチヌは竿に気付かないようです。
もし背後に障害物が無ければ、竿を寝かせて釣り歩いて来た方向に振るか、釣人が釣り歩いて来た方向に5m以上後退して回収する面倒な操作が必要になります。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
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