見えチヌ釣り(遠征5)四国遠征の3日目に愛媛県の河川Eで初めての釣場(干潮の水際)を選定と水際から超浅場で釣る方法を解説【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/釣り方/サイトフィッシング】

<釣り場の選定>
何度か釣りに来た河川だが、今までは河口付近で濁りの中で水際に見えるチヌのシルエットを狙って釣っていたが、クリアウォーターの場所で釣りたく衛星写真で探しました。
クリアウォーターの場所を探す方法は、川筋の下流側によどみがあると、経験的に干潮時に上流から透明度の高い水が流れてきてクリアウォーターになる場合が多い事から探します。

干潮時に現地で確認すると予想通り河口は濁っているが、川筋の下流のよどみは水深50cm程度で川底までクリアに見て、良型チヌが多く見えました。

<釣り方>
干潮からの込み潮で水位が上昇すると、大半のチヌは上流に向かって餌を探しに向かうため、チヌの死角となる下流から釣り歩きます。
無風で波が無く川底までクリアで、カニが着底して動く光景まで見えるめったに無い最高のサイトフィッシングの条件です。

竿は、長竿を使うと少しでもチヌから離れて餌打ちが出来るため、優位と思われがちですが、実際には短い竿が優位です。理由は、餌打ちの時は長竿が優位なのですが、カニを回収するときに竿を起こした瞬間に長竿だと周囲のチヌが危険を察知して逃げだす確率が高い為、何度も餌打ちしながら釣り歩くには4.3mの短竿が良いです。

ハリスの長さは、PEラインがチヌの前を横切った時に危険を察知して逃げないように1.7号2mとします。ハリスの太さは、1.2~2.0号まで2年程度使ってきましたが、太さによってチヌが逃げる傾向に変化は無かったため、使い易い1.7号を使っています。

餌打ちポイントは、水深50cmと同じ距離以上で、チヌの斜め前方に50~100cm離して打ちます。理由は、チヌが居る水深が50cmだとすると、チヌから水面を見た時に、真上から50cmまでは空気中の景色が見えますが、50cm以上離れると水面が鏡の様になって川底が映るのです。想像ですが、空気中からカニを落ちてくる光景を見ると危険を察知するが、川底が映っているのでカニは川底でウロウロしているようには錯覚を起こして危険を察知しないかと思っています。

カニを喰う前にチヌは、カニの動きを確認して違和感が無ければ喰ってきますので、釣針はチヌから見え難い様に刺します。カニに違和感があると見切って逃げます。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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