<釣り場>
干潮で超浅場の砂地の川底に居るチヌをチヌが見え易い晴れた日に狙います。
<狙うチヌ>
釣り易いチヌは水際から10m程度離れて水深30cm前後の川底でフォバリングや海底を泳いでいるチヌです。
水際で休んで居るチヌは釣る事は難しいです。
<餌打ち4つの基本テクニック>
1)誘う
チヌが危険を察知しない様にカニが動く速度で誘い、チヌが気付いた瞬間に止めてカニが自然に動く様にします。
2)待つ
チヌが泳ぐコースを予測して、チヌがカニに気付く前に着底させて、自然に動いているチヌに気付かせて喰わす待ちの釣りです。
3)転がす
流れの中で水深30cm前後の川底でフォバリングしているチヌの2~3m程度前方に打って流れに乗せてカニを転がして、チヌが気付いた瞬間にラインを緩めて、自然の流れに任せると、チヌは転がるカニを追いかけて喰ってきます。
4)臨界角
活性が高そうなチヌを狙う時の釣り方で、餌打ちポイントはチヌが居る水深をチヌの目線を中心に半径とした距離で、臨界角の円の外側を狙います。チヌの活性が高いかはチヌの動きを見て判断できます。
<テクニック1 誘う>
チヌの前方に3m離して打ってチヌの前方50~100cm前方を通過する様にカニが動く速度で誘い、チヌが気付いた瞬間に止めて待ちますが、気付かないので再度カニをチヌの斜め前方に1.5m離して打って、チヌの目の前を通過する様に誘うと気付いたため、ラインを緩めて待つと喰ってきました。
参考までに、3m離して餌打ちすると、警戒心の高いチヌでも危険を察知して逃げる確率は低いです。但し、PEラインがチヌの目の前を通過や、竿振りで危険を察知して逃げる可能性があるため注意が必要です。
<テクニック2 待つ>
チヌがゆっくり上流に向かって泳いでいたため、泳ぐコースを予測して3m前方にカニを打って待ちます。チヌが自然に動いているカニを発見した様に見せかけると、チヌがカニに気付いた瞬間は泳ぎ方に変化がありますので、気付いたかは判断できます。チヌがカニに気付かない様であればゆっくり誘って気付かせます。
<テクニック3 転がす>
水深が約50cmの川底で上流を向いてフォバリングしているチヌの前方3mにカニを打ち流れに乗せて転がしてチヌの目の前にカニが転がった時に気付いたが、喰い込まないため軽く誘うと一気に喰ってきました。
<テクニック4 臨界角付近に打つ>
テクニック3で掛けたチヌに付いてきたチヌを釣ります。掛けたチヌに付いてくるチヌは活性が高くなっている可能性がありますので、チヌの近くにカニを打っても一気に近付いて喰ってくる可能性が高いです。そこで、水深50cmの川底にチヌが居るので、チヌの前方に50cmに離して打って一気に喰わします。
<河川の超浅場の魅力>
満潮前後は活性が高く釣り易いですが、様々な場所にチヌが点在しおり、探し歩き短時間に数釣りは難しい為、水温が高い夏場は干潮でも海に戻らず川筋など限られた場所で多くのチヌが込潮を待って休んでおり短時間に数釣りができます。
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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