<狙う場所>
川底に石が点在する砂地で干潮時の超浅場(水深約15cm)を下流から上流に向かって釣り歩きます。
超浅場の流れの中に居るチヌは上流を向いてフォバリングしている事が多いため、チヌが釣り人に気付き難い下流側から歩く事が基本です。
<タックル・仕掛け>
竿 5.3m
ライン PE1号(白色)
ハリス 1.7号(2m)
針 チヌ針1号
ガン玉 2B(針オモリ)
<釣り方>
釣人の背後に護岸壁などの構造物が有れば釣り人が同化して見え難くなりますが、障害物が何も無い場所で釣るには2つの方法を組み合わせて釣ります。
①チヌの背後から近付く
流れがあると、大抵のチヌは上流を向いてフォバリングするため、チヌの死角となる下流からチヌを探しながら釣り歩きます。
②光の屈折を利用して近付く
光の屈折を利用することで、釣人からチヌは見えるが、チヌから釣人が見え難いチヌの頭上の水面を基準に釣り人の視線の高さが20度以下になるような低い角度で近付きます。
<餌打ち方>
餌打ちはフォバリングするチヌから上流側に50cm以上離してカニを打って流れに乗せて転がします。
餌打ちポイントも光の屈折を利用します。チヌの位置から水面を見ると、水面に川底が映る全反射の領域でチヌから50cm以上離して打つと、チヌが着水したカニを見ると、空気中からカニが落ちたのではなく、水面でカニがシャバシャしている様に見える現象を利用します。
また、誘い等で違和感が無い様に転がすことができれば自然に喰ってきます。
<アワセ>
一般的なアワセは穂先やラインの動きから判断して合せますが、水深15cm程度であればチヌの動きがリアルに見えるので、チヌの動きから判断して合せています。
<魅力>
水深20cm以下はチヌを見釣りで数釣りができてメチャクチャ楽しく夏場は干潮の超浅場に好んで釣行します。
アワセは、穂先やラインで無くチヌの動きから判断するとゲームが高く釣れないと悔しいですがワクワク楽しいです。
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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