見えチヌ釣り(実践41)1月中旬だが見えチヌ釣り場所はあって透明度が高い河口周辺の石畳みの駆け上がりに寄るチヌに喰わす【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/黒鯛/カニ/釣り方/テクニック】

<冬場の見えチヌ釣り易い場所>
釣行日は1月中旬ですが瀬戸内では、まだまだ見えチヌを釣る場所はあります。
冬場でも釣れそうな場所を見つける方法は、河口付近の沿岸の海面水温が11℃以上で、護岸に石畳があり干満の潮位差が大きく干潮時に下流域に川筋が見えるような水量が少ない河川において、チヌが護岸の石畳に近寄り易くなる込み潮が5分程度以上の時に、釣りたい場所を歩いて見えチヌを発見できれば、活性が高くなる満潮前後で釣れる可能性があります。
*海面水温は、気象庁のHPで確認できます。
www.data.jma.go.jp/gmd/kaikyou/kaikyou/tile/jp/index_sstanl.html

<釣り方>
石畳で安定した見えチヌを釣る基本は、打ったカニの着水音にビックリして逃がさない様に、チヌから1m程度離して着水させ沈めながら近付けて、チヌから50cm程度の斜め前方に着底する直前に、気付かせ喰わせる方法が経験的に高確率で釣れると考えています。
狙うチヌは、水深1.5m以下に居るチヌを狙い、1.5m以上の深場に居るチヌは大半が逃げるため狙いません。
理由は、カニを着水させて沈めながらチヌから50cm程度に着底させようとしても沈んでいるカニに早々に気付いて危険を察知して大抵のチヌは逃げるためです。

<チヌが警戒モードに入る動作>
チヌが餌を探し回っていたり、餌を食べている時に、突然に魚体を水平にして動きをピタッと止める時は警戒モードに入っています。警戒モードに入った状態で1歩でも近づいたり、竿を振ったりすると一目散に逃げます。
警戒モードを解くには釣り人は竿を寝かせてじっとするか、チヌからゆっくり歩いて遠ざかると、チヌは警戒モードを解除して再び餌を探し回ったりしますので、再度警戒モードを解除したときにチヌを狙います。

<カニのサイズ>
冬場は甲羅サイズが1円玉サイズ程度を基本的に使いますが、エサ取りのフグが多い場合は釣りにならないので、少しづつカニのサイズを大きくします。
なお、前打ちで底で喰わす場合にイガイ(ミジガイ)をやフジツボは年間通して滅多に使いません。特に冬場で何度もイガイ(ミジガイ)を何度も使いましたが底で喰わす釣りには気付かないのか、興味が無いのか分かりませんが、餌を喰う以前に近付く事もないためカニだけ使います。

<アワセについて>
本動画の様にゆっくり合わせると、チヌが水面まで抵抗せずにスーッと水面まで浮いたシーンがありますが、これは良くある光景でガツンと合せなければ抵抗せずスーッと浮いてきます。この合せ方はテトラの隙間など根ズレの可能性があるときに有効な釣り方で、ゆっくり竿を起こすとチヌは隙間からスーッと抵抗せず出てきますので、テトラから出した瞬間にガツンと合せて、根ズレをしない安全な場所に誘導してからチヌの引き味を楽しみながら取り込みます。

<タックル・仕掛け>
竿 5.3m
ライン PE1号(白色)
ハリス 1.7号(2m)
針 チヌ針1号(針オモリ2B)
餌 カニ

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

#見えチヌ釣り #見えクロダイ釣り #前打ち #ヘチ釣り

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