<紹介>
いつも安定して喰わすカニ打ち方法を紹介します。
チヌの斜め後方にカニを打ってチヌがカニに気付いて振り返り警戒せず自然に近付いて喰うチヌの動きに注目してください。
このカニ打ちをいつも安定して出来るようになると必然的に数釣りが出来るようになります。
<失敗例>
こうすれば失敗する例を紹介します。
頭を下げて食事中のチヌの横方向に1m離してカニを打って沈めていると、チヌが頭を上げた瞬間に沈むカニをチラ見して、泳ぎ方から嫌がって逃げて離れて留まるように動く光景が見えます。
留まったチヌはカニ打ちできる距離ですが、再打ちすると危険を察知して逃げる可能性があるため再打ちはしません。往路で釣っており、復路で同じチヌを発見した時は、警戒モードは解除して釣れる可能性があるため、次のチヌを探します。
<カニ打ちから合すまでの一連の手順を解説>
1)チヌがカニの着水音で逃げない距離にカニを打ちます。
2)チヌがカニを発見しそうなポイントに着底させるため、チヌが竿に気付かない様に操作します。
3)カニ着底直後にチヌが気付いて振り返ります。
4)カニに自然に近付けばカニ刺しは問題ないです。カニが不自然な動きをしていると警戒して喰わないです。
5)チヌは大抵カニの正面から喰うため、喰い易い様に魚体をひねりヒラウチする光景を見かけることが良くあります。
6)カニに噛みつくと口の中でパクパクと噛み潰します。
7)口のパクパクを止めて閉じた時は喰い込んでいますから合せるタイミングになります。
8)大抵のチヌは合せた瞬間に魚体を横にするため、カニに針を刺す時に横刺しするとカンヌキに刺さる確率が高くなると考えています。
<PEラインで白色と黄色の釣果差>
水温が高い時期は干満に関係なく釣れそうです。
<カニ打ちから合す迄の一連の動き>
見えチヌ釣りの釣果の半数以上は、チヌの後方にカニを打って着底直後のカニを発見させる様に仕向けた釣法で釣っています。
カニ打ち方法は、チヌが着水音で逃げない様に離れた位置にカニをそっと着水させチヌの動きを見ながらカニを発見させる事が出来そうなポイントに竿操作で着底させます。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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