＜紹介＞
上げ潮で石積みが沈んだ直後は多くのチヌが石積みの駆け上がり上部の激浅で餌を探し回っている光景を見かけます。
このチヌは、光の屈折を利用してカニが逃げる様な打ち方で喰わすことができます。
＜なぜチヌはカニを追っかけて潜るのか＞
チヌの前方に打ったカニを空気中から落水したカニとは見えず、『光の屈折』により水面を泳ぐカニがチヌより深場に逃げる様に見えて本能的に追っかけると思われます。この釣り方で、数多く釣っており安定して喰わす釣法と考えています。
＜ノウハウ 釣り易いチヌ＞
チヌ数匹が点在している場合は、水際で餌を探して移動するチヌを優先して狙います。移動するチヌが複数匹居る時は浅い場所に居るチヌを優先して狙います。
＜エキサイティングな他の釣り方を紹介＞
本動画では、初心者向けにカニを打ち易いチヌより深場に打つ方法を紹介していますが、難度は高くなりますがエキサイティングな釣法を紹介します。
釣り方は、激浅に居るチヌより更に浅いポイントにカニを打つと、チヌは石積みの上に魚体を乗り上げてカニを喰います。ただ、カニを打てるポイントは狭く、少しでも狙ったポイントから外れると、チヌは逃げるかカニに気付かないため、釣る難度は高いですが、石積みに乗り上げてカニを喰う驚きの瞬間を目の当たりにできます。
＜すっぽ抜けたチヌ＞
合せた瞬間にすっぽ抜けたチヌは、大抵逃げずにすっぽ抜けた周辺でウロウロしています。恐らく他にカニが居ないか探していると思われます。また、すっぽ抜けたチヌは捕食スイッチが入っているため、大抵何やっても喰ってきます。
＜ノウハウ 喰い優先の小針＞
小針はすっぽ抜けが多いですが、カニに刺した針で見切られ難いです。
また、すっぽ抜けても小針は再打ちで喰わすことができますから、総合的に評価して大針より小針が数多く釣れると判断しています。
また、この釣り方は、見えチヌ釣りならではのテクニックと考えています。
＜ノウハウ＞
上げ潮で石積みが沈んだ直後は水際に喰い気満々のチヌが多く数釣りを楽しめる傾向にあります。
但し、同じ場所に毎日通うと、チヌは警戒して激浅に寄り付かなくなるため、ある程度の期間を開けて釣行します。
＜カニが逃げる様に打つ釣り方＞
激浅にいるチヌは『光の屈折』を利用してカニが逃げる様に打つ釣り方で初心者にお勧めの釣法です。
釣り方は、チヌの前方向に約１ｍ離してチヌより深いポイントにカニを打って、ラインを緩めて自然に沈めるだけです。チヌが沈むカニに気付くと追っかけて喰い、暫くするとラインをゆっくり引込むため一呼吸おいてアワセば良いです。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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