＜紹介＞
石積み激浅で捕食中チヌに安定して喰わすお手本を４枚釣ったシーンで解説します。
注目は、チヌがカニを発見して振り返って危険を感じず自然に喰う動きです。
＜チヌ習性＞
石積み上部の激浅でカニに噛みつくと、大抵のチヌは深場に移動します。
想像ですが、他にチヌやフグなどに横取りされまいと、安全な場所に移動しているかと考えています。
＜カニ打ちポイント＞
石積み上部の激浅で捕食中チヌは、後方にチヌ１匹分離してカニを着水させて尾ビレ付近に着底させ気付くまで誘わず待つと喰ってきます。
気付かない時はラインがチヌに触れない様にカニを数センチ動かします。
＜夏場の数釣り＞
夏場は激浅で捕食中のチヌは、尾ビレ付近にカニを打って、着底したカニに気付かせて振り返って喰わす方法で安定した数釣りを楽しめます。
＜チヌの前方にカニ打ちは難しい＞
【課題】
水深50cm程度に居るチヌの前方約２ｍ離して、カニを着水させたポイントの水深が約１ｍだったため、沈むカニに気付いて逃げています。
水深が50cm以上あるポイントにカニを着水させる場合は、チヌから３ｍ以上離さないと沈むカニに気付いて逃げますが、カニの着水ポイントの水深が50cm以下の場合は、チヌから２ｍ程度離しても沈むカニに気付いて逃げ難いです。
＜激浅チヌ釣りの魅力＞
チヌの尾ビレ付近に着底させたカニに気付いたチヌが、振り返り喰う光景は何度見てもワクワクして飽きません。
また、カニを喰うチヌに、他のチヌが集まる光景は何度も見ていますが、それぞれのチヌの動きは興味深く見入ってしまいアワスを忘れます。
＜後方打ちが釣り易い＞
石積みの激浅にいるチヌの後方に打って喰わす方法は、チヌが沈むカニに気付き難いため釣り易いです。
ポイントは着水音に気付かれない様に遠くに打ってカニを引くと隙間に入り込む可能性があり、チヌの尾ビレや腹ビレ付近に着底させる様に打ちます。
チヌの前方にカニを打つ場合は、沈むカニに気付き逃げ易いため、遠くにカニを打ちますが、遠すぎるとチヌが気付かず、近過ぎる沈むカニに気付いて逃げるため、カニを打ちポイントは絶妙な距離感が必要で難しいです。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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