見えチヌ釣りに行こう(実践119)河川敷の遊歩道でいつも安定して釣る方法を4枚釣った実践で解説【前打ち/ヘチ釣り/落と込み/河川/カニ/チヌ/クロダイ/サイトフィッシング】

<紹介>
河川敷の遊歩で、まぐれでなくいつも安定して釣る方法を4枚釣った実践で解説します。

<1枚目:すっぽ抜け再打ち>
遊歩道で釣る時にチヌが逃げ難い理由は、遊歩道から1m離れて立つと、散歩している人が留まっている様に思うのか、竿を寝かせて持っているとチヌは警戒せず、水際に留まっています。
また、アワセですっぽ抜けたチヌは、捕食スイッチが入っており、再打ちでカニをチヌの頭上に着水しても、着水音で逃げずに沈むカニを追っかけて喰います。

<チヌの習性>
沈むカニに噛みつくと、落ち着いて喰える底に移動して、喰い終わると移動始める良く見る典型的なチヌの動きです。

<玉網のアルミフレームが折れた>
アルミのフレームは腐食で折れやすいですが、ワンフレームなので簡単に修理できます。
チタンのワンフレームにすれば良いですが、高価で購入していません。

<2枚目:水深2mの中層に4匹がホバリング>
中層に4匹の群れがいる場合は、群れチヌの2m沖にカニを打って、PEラインに気付かれない様に群れチヌの端を狙って、着底した後にカニを少しゆっくり引いてチヌが気付くと止めて待つ、気付かなければ繰り返します。

狙った群れの端のチヌと別チヌが喰う事は良くあります。
複数匹のチヌがカニを狙っている場合は、先にカニに噛みついたチヌの物で、他のチヌはカニを奪い合いは行わず遠巻きにみています。もし喰ったチヌが吐き出すと、他のチヌが近付いて喰う場合もあります。

<3枚目:石積み中腹で休むチヌ>
満潮前後で低活性なチヌが多いため、カニサイズは喰い優先の甲羅幅1.5cmの小ガニを使用します。

<遊歩道を釣り歩く方法>
①歩くコースは遊歩道の端から1m離れて歩きます。
②竿を寝かせて持ち、穂先は水際から出しません。

<ノウハウ>
・フグがカニを喰っているとチヌは嫌がり近付きません。
・小ガニを使うとフグに取られ易いですがチヌの喰いは良いです。

<すっぽ抜けチヌを釣るテクニック>
すっぽ抜けたチヌを見失った場合に、すっぽ抜けた捕食スイッチONのチヌはカニを大きく誘っても、カニに気付くと逃げず大抵追っかけて喰います。

<チヌの習性>
狙いとのチヌとは違うチヌが偶然沈むカニに気付いてビックリして逃げていますが、カニの確認に戻る動きは良く見る光景です。
チヌは臆病だが、好奇心旺盛な習性が分かるシーンです。

<4枚目:石積み底で休む2匹>
喰い優先で甲羅幅1.5cmの小ガニを使用して、休む2匹の中間にカニを着底させた直後に気付かせると、狙い通り2匹が競う様に近付いて喰っています。

<テクニック>
直前の釣りですっぽ抜けが多かったので、ラインをしっかり引き込むまで待って合せています。

<数釣りテクニック>
チヌの動き・水深・向きに合わせて最適なカニ打ちが出来れば数釣りが出来るようになります。

<遊歩道が釣り易い訳>
水際を泳ぐチヌは、散歩人が水際を歩いても気にせず悠然と泳いで逃げませんが、釣り人が竿を立てて歩くと逃げます。チヌは安全な人と危険な人を見分ける洞察力があると思われます。
そこで散歩人に成りすまし水際から約1m離れて竿を寝かせて持ち歩きます。更に、チヌを発見すると素早くカニを打つと、チヌは着水音や沈む物体(カニ)に気を取られて釣り人に気付かず逃げ難くいと経験的に実感しています。

●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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