<紹介>
九州西側の佐賀・福岡・熊本・鹿児島の4県の河川9本を衛星写真とストリートビューだけで選定して見えチヌ釣りに釣行しました。
有明海周辺の河川は想定通り濁りがありましたが、思った以上で20cmの底が見えない濁りでチヌが全く見えず苦戦しましたが、南下する事で見えチヌを釣る事ができています。
<河川で竿を出す判断>
河川に到着して、いきなり竿を出す事はしません。竿を出すと仕舞う判断に苦慮しますから、約100m歩いてチヌの魚影やチヌの魚影が濃いかなどの確認を行ってから竿をだすか判断します。
100m歩いて数匹見えるか、チヌが生息してそうな雰囲気だと竿を出します。
<1枚目の河川の選定ポイント>
ストリートビューで橋の欄干から護岸壁の構造や満潮時の潮位の痕跡などの情報を取得できます。
衛星写真とストリートビューから得られる情報は、河川の汽水域周辺に水田と農業用水路と水門が多くありますので、チヌの魚影が濃そうと一目で分かります。
課題は透明度ですが、防災情報で河川の水位情報から濁りが発生した場合は水位の上昇変化が見えるため推測できますが、平時の水位で濁りが無いかは、河川工事など様々な条件があって現地で確認するしかありません。
確認した結果、1mの底が見える程度の透明度なので支障なく見えチヌ釣りができます。
<2枚目の河川の選定ポイント>
車横付けでできて、護岸壁の塀の高さが約1mで護岸構造が階段状で500m以上釣り歩ける場所で選定しています。
透明度は現地で確認して1.5m程度の底が見える釣り易い条件です。
<3枚目の河川選定ポイント>
有明海周辺の河川は干満差が大きく濁りが発生するだろうと推測していましたが、それでも50cmの底は見えるだろうと思っていましたが、予想以上に底が見えない為、竿を出さず断念した河川もあります。
この河川も20cmの底が見えない濁りですが、カキを喰った痕跡を多くありますので、上げ潮で石積みが沈む水深50cm程度の頃にチヌが寄ると判断して竿を出しました。
3枚目は、九州遠征して佐賀県から南下しながら釣り歩き、5本目の河川でようやく釣った1枚で見えないチヌ釣りですが超嬉しいです。
<九州西側へ遠征結果について>
佐賀・福岡・熊本・鹿児島4県の9本の河川で見えチヌ釣りを行い、結果的に見えチヌを釣った河川は2本のみだったですが、2つの河川ともに約1時間の釣りで7枚・10枚と、見えチヌスタイルが九州西側でも通用する釣法と確信できました。
また、見えないチヌ釣りにおいても痕跡から行動パターンを推測し水深50cmで釣った事も実績と大きいです。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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