<紹介>
街中の河川でハイプレッシャーな見えるチヌの動きとチヌの習性から最適なカニ打ちで2枚釣ったテクニック満載の釣り方を解説します。
<カニを喰った判断方法>
チヌが頭を下げてカニに噛みついて泳ぐ姿勢に戻した後のチヌの動きには4パターンあります。
1)喰ってゆっくり移動
喰ってゆっくり移動する場合は、喰い込んでいる可能性が高いため合せます。
2)居食い
低水温時に多い喰い方が居食いです。これは合すタイミングはとても難しいです。
特に小ガニを使った場合に多いですが、待ち過ぎると潰れたカニから針が外れて、針だけ吐き出される可能性が高くなり、早合せはすっぽ抜けの可能性があります。
3)喰った後に周辺でウロウロする
喰った後に喰った周辺でウロウロする場合は、居食いと同様に口の中でカニを潰しながら喰っており喰い込んでない可能性が高いです。
4)喰った瞬間に逃げる
喰った瞬間に逃げる様に早く泳ぎ去る場合は、2つの可能性があります。
1つ目は、噛み付いた時にハリスに触れるなど、危険を察知してカニに噛み付いた状態で逃げます。
2つ目は、小チヌ多いですが、カニに噛みついて安全な場所で喰いたく持ち去る様に急いで泳ぎます。
何れの場合も、穂先を一気に引き込みますが、すっぽ抜ける可能性が高いです。
<カニ針刺し時のポイント>
カニを刺す時は竿を水際から河川側に出すとチヌが竿に気付き逃げるため陸側に竿を向けます。
使うカニサイズは、川底の水温が12度ではカニ甲羅幅サイズ1cm強を使います。
<カニすっぽ抜け時のチヌの行動>
すっぽ抜け時のチヌは、大抵のケースで2匹目のカニを探して、その場にしばらく留まるケースが多いため、素早くカニを刺して再打ちをします。
<会心のテクニック>
砂地を掘っているチヌを狙う場合は、チヌの後方からカニを近付け、区約定したカニに気付かせる方法になります。
この動画では、狙いのチヌと違うチヌが、沈むカニに気付ききづいたのかゆっくり近付いており、狙いを砂掘るチヌから近付くチヌに変更するため、砂地を掘っているチヌの穴にカニを入れると、臆病なチヌはビックリして穴から離れますが、近付くチヌは穴でカニを発見して喰わす想定した通りで喰わした会心の1枚です。
<群れチヌは釣り難い>
1匹が危険を察知して逃げ出すと一斉に逃げるため、単独が釣り易いです。
<カニ打ちテクニック>
チヌを発見したら素早くカニを打つとカニに気をとられ釣人に気付き逃げ難くなるようです。チヌを発見して、どこのカニを打とうかなど考えているとチヌが釣り人に気付いて逃げます。
<釣人は保護色>
この動画を見ると分かるかと思いますが、チヌに近付いた時に、釣り人に気付いてチヌが逃げるシーンは無いです。これは釣り人は背後の空に溶け込む様にグレー色の服装とキャップで保護色にすることで、チヌが釣り人に気付き難い効果と考えています。
<チヌ習性>
カニを喰ったチヌの目の前でウロウロするチヌが、よほど目障りだったため、威嚇したかも知れません。この様なシーンは滅多に見ないレアケースです。過去の数回しか見たことないです。
<チヌの習性は興味深い>
目でリアルタイムに見る情報量は限られており、映像でチヌの動きが見えるとチヌの習性が良く分かり勉強になります。
1枚目の砂地を掘るチヌに近付くチヌに喰わした事は狙い通りの会心の1枚です。
2枚目のカニ喰ったチヌの目の前でウロウロする他のチヌに威嚇するシーンは、レアケースで見入ってしまいアワセが遅れてしまいましたが何とか掛けました。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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