＜紹介＞
居食いでカニがすっぽ抜けた時に再度喰わすテクニックを２枚掛けたシーンで解説します。
＜すっぽ抜けて喰わしたが大失敗＞
居食いでカニがすっぽ抜けたため、素早くラインを緩めて喰わしましたが、２度目の合せでももすっぽ抜けました。
原因は、チヌが向いている方向に合せたため、カニがすっぽ抜けたと思われます。対策は、基本的な事ですが、チヌと反対方向に竿を寝かせて合せることで、すっぽ抜けは減りカンヌキに掛かる確率が高くなります。
＜すっぽ抜け時のチヌの習性＞
すっぽ抜けした時は、大抵のチヌは捕食スイッチＯＮになっており、チヌの頭上にカニを打っても逃げず喰う事が多いです。
＜居食いの合せテクニック＞
居食いは合すタイミングが難しいです。早過ぎるとすっぽ抜けるし、遅すぎると潰したカニから針だけ外れて吐き出してしまうか、飲み込んで針を外す時にチヌにダメージを与えてしまいます。
また、アタリをとりたくラインを張り気味にするとチヌは違和感を感じてカニを離す事が多いです。
そこで、居食いの判断は緩めていたラインの穂先をゆっくり上げて抑え込むと、手首を軽く起こす程度で竿をチヌの向きと反対方向に竿を寝かせて合せるだけでカンヌキに掛かり易いです。もし、カニがすっぽ抜けた時は素早く穂先を下げてカニを沈めると、沈むカニを追いかけて喰います。
また、軽く合わせる事で、チヌは猛ダッシュで逃げないため、周囲のチヌが散らず数釣りも楽しめます。
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