見えチヌ釣り(教本9)すっぽ抜けた潰れたカニの原因と対策を紹介と、すっぽ抜けたボロボロのカニを再打ちして喰わす実践【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/黒鯛/カニ/釣り方/テクニック】

潰れたカニのすっぽ抜けの原因と対策を紹介

<潰されたカニは2つのパターンに分類>
①甲羅を潰されたカニ
【状況】
チヌが頭を下にしてカニを捕らえた直後に違和感を察知して噛みついて捕らえたカニを離すことで甲羅を潰されたと考えてます。

【原因】
穂先でアタリを取りたくラインを張るとカニを捕らえた瞬間にチヌが違和感を察知して離すか、チヌがカニを捕らえたアタリで合せたと考えられます。

【対策】
大半のチヌは危険を察知して逃げており再打ちしても釣れないため、次回からラインを緩めて待ち、チヌがカニを捕らえてから喰ってからラインがスーッと引き込まれるか、居食いの場合は、10~15秒程度待ってから合せば良いと考えます。

②噛み砕かれたボロボロのカニ
【状況】
チヌが頭を下にしてカニを捕らえた後、頭を起こして口の中でカニをコロコロ回しながら砕いて喰っている時に合すと、砕かれたカニの一部がすっぽ抜けてボロボロになっています。

【光景】
すっぽ抜けは、チヌから見ればカニが逃げたと思い興奮状態でカニを探し回っている様に見えます。
また、1匹が興奮状態でカニを探していると、何故か他のチヌも寄ってきてウロウロする光景をよく見かけます。

【原因】
すっぽ抜けの科学的な原因は分かっていません。
掛かり優先で、チヌ針を大きくすると掛かりは良くなりますが、見切られ易く喰いが低下します。喰い優先で、チヌ針を小さくすると喰いは良くなりますが掛かりが低下しました。
現時点では抜本的な解決策ではありませんが、掛かり優先と喰い優先について試行錯誤した結果、釣果アップに繋がるのは喰い優先で、チヌ針を小さくする対策を行っています。

【対策】
すっぽ抜けたボロボロのカニをそのまますぐに釣り人や竿振りに気付かれない様に打って、カニが着水までにチヌが危険を察知しなければ、高確率で喰ってきます。

<ボロボロのカニ対策>
すっぽ抜けたボロボロのカニの再打ちは釣人や竿の動きにチヌが気付かれない様に行い、着水までにチヌが逃げなければ高確率で喰ってきます。また、すっぽ抜けたカニを探すチヌが興奮していると他のチヌも集まる傾向にあり喰わす確率も高まり絶好の釣りチャンスです。

<甲羅を潰されたカニ対策>
以前は穂先でアタリを取りたくラインを張る、または頭を下にしてカニを捕らえた時に合せると、すっぽ抜けでチヌは危険を察知して逃げカニは甲羅が潰される事を何度も経験しましたが、今ではラインを緩めて見えチヌの動きを見ながら合せる事で潰される事は激減しています。

<カニ着水位置から3m離れても気付く>
カニを着水ポイントから約3m離れた場所からでもチヌは沈むカニに気付くケースを何度も見ています。ただ、沈む物体がカニだと認識はできてないようで、沈む物体に好奇心で近付き1.5m前後でカニと認識できている様に見えます。
カニと認識できる距離は、何度もチヌがカニに近付く動きを見た経験から1.5m前後ではないかと推測します。

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見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
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