<紹介>
釣りにおいて経験と勘はとても重要ですが、合わせて科学や方法論を活用する事で、釣果アップの早道になると考えて取り組んでいます。
その1つとして、チヌを見た時に、実際よりチヌが浅い場所に居る様に見える光の屈折による錯覚に対して簡単に対処する方法を解説します。
<狙うチヌ>
岸壁際で水深1~2m程度の底で頭を下げて捕食中のチヌは、高確率で釣れる絶好のチャンスです。
このチヌを科学で釣る方法を解説します。
<水温測定>
カニをサイズや釣り方の戦略を決めるために水温測定は重要と考えています。
この日の底の水温11.5度なので甲羅幅1cmのカニをチョン掛けにして自然に動く様にします。
<捕食中のチヌは絶好のチャンス>
チヌ頭上の死角から振り子打ちで、水音を立てない様に水面にそっとカニを置き、気付かれない様にカニをチヌの尾ビレ横に着底させて、チヌがカニに気付くまで待ちます。小ガニなので気付き難い時はゆっくりカニを5cm程度動かし、チヌが気付いた瞬間に止めます。
<釣果アップの秘訣>
狙ったポイントより50cm遠くに打ちます。これだけで釣果アップすると考えています。
もし狙ったポイントより遠くなった時はゆっくりチヌに近付けます。
<光の屈折による実像と虚像>
光の屈折でチヌの見え方や、チヌから釣人がどのように見えるか、イメージしながら釣りを行う様になって、2年間の釣果が34%アップした実績があります。その1つとして、カニ打ちは見えているチヌより遠くに打つ事を意識すれば、釣果アップに繋がると考えています。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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