見えチヌ釣り(教本8)超接近2mで撮影したチヌの光景から学ぶ喰う習性とアワス方法を紹介(石積みで休むチヌに接近した)【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/黒鯛/カニ/釣り方/テクニック】

<何度も見るチヌの習性>
●カニを捕らえる時
頭を下に尾ビレは上向きで振ってカニを押さえているような動きをします。

●カニを食べる時
魚体を水平にした時は捕らえたカニを喰っているようです。
活性が高いチヌであれば、一気に喰って口をパクパクさせながら別の餌を探すのか泳ぎだしますが、居食いの場合は、口の中でコロコロ回しながら喰っているように見えます。

●誘い
チヌがカニを見ている時に誘うと、大抵のチヌは危険を察知して逃げだすため、カニを誘う前に気付いているか見極める必要があります。

<合すタイミング>
カニを使って合すタイミングは、チヌの行動からある程度分かりますが、確実に掛ける方法は未だに解決策が無く試行錯誤中です。
現時点で最適と考えている合せ方を紹介します。
見えチヌが、カニを発見して頭を下にしてカニを捕らえて加えてから魚体を水平に戻して、チヌが移動始める時、または居食いの場合は約10秒待って合わすと掛かり易いです。本動画ですっぽ抜けた原因は、回収したカニが無傷だった為、休み中の低活性なチヌのため、カニを甘噛みしてじっとしていた可能性があったと考えています

<誘いはむやみにしない>
見えないチヌ釣りにおいて、チヌがカニに気付き易くするためにアピールしたく誘いたくなりますが、動画の通りチヌがカニを見ている時に誘うと逃げるため、カニ打ちの基本は着水後から自然に沈ませて着底して10秒程度誘わず待ちアタリが無ければカニを回収して、次にカニを打つポイントは5m程度の離して繰り返す打ち方が良いと考えています。
但し、見えチヌ釣りでチヌがカニに気付いていない事が分りますので、この場合はラインやハリスの張りに気付かれない様に誘います。

<チヌに超接近し餌打ちする方法>
チヌが良く水際の浅場で休んでいる光景を目にすると思いますが、これはチヌは賢い証で、チヌは危険な人間との安全な距離感が分かっているかと考えています。
そこで、この賢さを逆手に取ってチヌに超接近するのですが、接近できるチヌは、チヌの様子を見る事で直観ですが何となく分かります。
基本的に近付けそうなチヌは、波がある時で石積みの駆け上がりに寄り添うように休んでいると接近し易いです。チヌの後方から竿を立ててゆっくり近付き、カニ打ちは体を動かさず竿の操作はコンパクトに振り子のように行います。但し、石積みの隙間等で休むチヌでも川の中央を向いて休むチヌは逃げ易いため離れ打ちます。

<見えないチヌ釣りの参考>
見えないチヌ釣りでカニを回収したときに甲羅が潰された場合があるかと思いますが、この原因の大半は、チヌが頭を斜め下にしてカニを捕らえた(噛ついた)時にラインテンションが掛かっていると危険を察知して離した可能性が高いです。潰されが何度も続く場合は、10秒待ちを長くする対応などの工夫が必要と考えています。

見えないチヌ釣りで回収したカニがボロボロで一部しか残ってなければ、チヌが頭を斜め下にしてカニを捕らえて、自然に泳ぐ状態に戻ってからカニを砕いて喰っている時にすっぽ抜けたと推測しています。
この場合は、即座にボロボロのカニを再打ちすると喰う可能性が高いです。しかし、頭を斜め下にしてカニを捕らえた時に潰されたカニの場合は、危険を察知して逃げている可能性が高く、再カニ打ちしても、その場にチヌが居ないので喰う可能性は低いです。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

#見えチヌ釣り #見えクロダイ釣り #前打ち #ヘチ釣り

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