＜紹介＞
良く見かける留まっている３パターンのチヌに対して、チヌがカニを発見した様に喰う打ち方を解説します。
注目は、チヌがカニを発見して自然な動きで喰う光景が見えます。この打ち方で低活性な休むチヌでも喰わすことが可能になります。
＜パターン１ 休むカニ打ち＞
チヌの斜め前方にチヌが居る水深の２倍以上に打ち、誘う前にカニに気付いた時は誘わずチヌが近付くまで待ちます。
気付かないときは、カニが歩く速度でゆっくりチヌがカニに気付くまで近付けます。
絶対やってはいけない事は、チヌがカニを発見した後にカニを誘うと大抵のチヌは不自然なカニの動きに危険を察知して逃げます。
この動画は、チヌがカニを発見して自然に近付き頭を下に噛みつき姿勢を起こして喰い終わり移動する絵に描いた様な動きになります。
＜パターン２ 捕食中カニ打ち＞
チヌが頭を下に留まって砂を掘るなど、捕食中のチヌは高活性で釣り易いですが、周囲に対する警戒心も高くチヌの正面からカニを近づける方法は見切られることが多く、斜め後方に水深２倍以上にカニを打って尾ビレの斜め後方から横に着底させて、チヌに気付かせる方法が最適と考えています。
＜チヌの習性＞
チヌがカニを喰い始めると他のチヌが近寄る動きを良く見かけますが、この近寄るチヌは２ｍ以上離れ場所から近付いた事より、洞察力の高さがうかがえます。
＜パターン３ フォバリング中カニ打ち＞
フォバリング中のチヌは、高活性で釣り易いです。
上流側にチヌの斜め前方にチヌが居る水深の２倍以上に打ち自然に流すか転がす事で、チヌが気付いて近付きています。
また、カニサイズは高活性なチヌのため、大きめを使う事で目立ち、フグ対策にもなります。
＜注意点＞
流れの中で釣るため、ラインが張り気味になりますので、チヌが喰って移動してもラインテンションが掛からない様に、リールフリーで待ちます。ラインがでる時は、しっかり送り込んだ喰わせます。
＜留まるチヌにカニ打ち＞
留まるチヌに対して最適なカニ打ちは、チヌの動きや姿勢に合せてチヌがカニを発見した様に自然に喰わせる様に出来れば、この動画の様に、休むチヌでも20分間で3枚釣りは普通にできる様になります。
カニ打ちポイントは、留まっているチヌが捕食中など活性が高い時は斜め後方から近付け、休むチヌなど活性が低い時は斜め前方から近付ける方法が基本パターンになります。
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