見えチヌ釣り(釣姿6)見えチヌが逃げないカニ打ちテクニックを科学する(逃げ難い護岸・環境条件で探し歩きからカニ打ち)【前打ち/ヘチ/落とし込み/河川/カニ/クロダイ/釣り方/サイトフィッシング】

<紹介>
見えチヌが逃げ難い護岸条件と環境条件となるタイミングで釣り歩く方法論を科学的観点から解説します。

<チヌが逃げ難くなる5つの条件について解説>
(1) 護岸条件
(2) 環境条件
(3) 探し歩き方
(4) カニ打ち方
(5) 逃げ難い立ち位置

<(1) 護岸条件>
・石積みの護岸は餌が豊富でチヌの魚影も濃く釣れるチャンスも増えます。
・石積みの幅が5m以上あれば、使用頻度が高い5.3m竿振りで穂先が水際から出難いため、竿に気付いて逃げるチヌが少なくなります。
・3m以上のコンクリート壁がある場所が良いです。

<(2) 環境条件>
・太陽を背にすると高いコンクリート壁で石積みが陰となり、水面には日が当たる時間帯が良いです。
・干満差が大きく干潮時に石積みの駆け上がりの大半が水面から出て、満潮時に石積み上部まで潮位が上がる場所は、餌が豊富なためチヌが寄り易いです。

<(3) 見えチヌを探し歩く>
護岸と環境が好条件のタイミングから釣り始めます。
太陽でコンクリート壁が陰となり釣り人が陰に入る事で、壁と釣り人が同化して見え難くなります。
また、水面から足元まで高さが50cm以下になると光の屈折を利用して、釣り人からチヌが見えますが、チヌから釣り人を見え難くできます。2つの条件を重ねる事で相乗効果でカニ打ちでチヌが逃げる確率を低減できます。

<(4) エサの打ち方>
穂先が水際から出ない立ち位置からカニを打つ事で、チヌが釣り人や竿に気付いて逃げ難くします。
餌打ち方法は、硬調の軽量の前打ち専用の5.3mのロッドを使い竿を寝かせて打ちます。最初は腕を水平に振り、途中から手首のスナップを使って穂先で小さく円を描く様に振る事で、カニを飛ばす速度がラインのたるみで低下する所をラインを回転させて張り戻し、加速してカニを飛ばします。
カニの着水は、狙ったポイント直前で飛ぶカニにブレーキを掛けた直後に、腕を突き出して狙ったピンポイントの水面にそっと置く事で、着水音を小さくしてチヌが逃げ難くなります。
また、カニを飛ばす速度を早くする事で、強風でも狙ったピンポイントに打つ事が可能になります。

<(5) 逃げ難い立ち位置>
釣り人からチヌが見えて、チヌから釣り人が見え難い角度でカニを打つため、光の屈折の効果を最大限に発揮できるチヌの頭上の水面を基準に20度以下に釣り人と竿が入る様にします。
また、カニを打った後の誘いは、腕だけで行い体は動かしません。
体を動かすとチヌに気付かれて逃げる可能性が高まります。

<いつも安定したチヌが逃げ難いカニ打ちを行うには>
チヌが逃げない様にするには、釣り歩く河川が逃げ難いの護岸で、潮位や太陽の位置など、環境が好条件になるタイミングに釣り始めて、テクニックを駆使する事で、まぐれで無くいつも安定した数釣りを狙います。
見えチヌ釣りは、チヌに近付きカニを打ち誘って喰わす迄の一連の流れの中で、1つでもミスが有ればチヌが逃げて釣れません。ミスが有ってもリカバーできる好条件を積み重ねたタイミングで釣れば短時間に数釣りを楽しめるようになります。

●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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