見えチヌ釣り(実践101)河川は水温低下で汽水域上流は荒食いで数釣りシーズン(3時間半で見えチヌ30枚)【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/カニ/クロダイ/カニ/釣り方/サイトフィッシング】

<紹介>
水温が低下してくると、河川の上流に上げ潮で寄るチヌは高活性で釣り易いです。
山口県東部の某河川に釣行してお手軽な水際の游歩道から数釣りを楽しみました。
紹介する動画は、見えチヌ釣りの中で釣り易い垂直護岸壁に付くチヌをヘチ釣りと同様に縦の釣りで釣った5枚を紹介です。

<釣り方>
チヌがギリギリ見える角度まで近付き、竿4.3mを使ってコンパクトに振りチヌに気付かれ難くします。
垂直護岸と言っても、コンクリートブロックを組み合わせた護岸でカニを壁に当てて転がす事はできないため、チヌに気付かれない様に壁際を沈ませて、チヌがカニを発見した様に見せかける事で高確率で喰います。

<釣り易い条件>
水面から足元まで1m以下の高さで、狙うチヌは水深2m程度ある川底ではなく、水深1.5m以下の中層から上層の壁に付いているチヌが釣り易いです。

<茶色のチヌ>
この河川は水温が低下すると毎年茶色のチヌを多く見かける様になります。
夏場の水温が高い時期では、茶色のチヌは全く見かけません。
釣行日の水温は川底23℃、表層21.5℃でした。

<チヌの習性>
チヌが2匹居る時はカニを取り合う競争を行うため、捕食スイッチが入って釣り易いです。また、カニを取ったチヌ勝ちで、奪い合う光景は見たことないです。

<垂直護岸はヘチ釣りと同じ>
垂直壁の見えチヌはヘチ釣りと同じ縦の釣りなので横の釣りと違って釣り易いです。
【釣り方のポイント】
チヌからカニが見え易い位置に打つと逃げ易いですが、見え難いチヌ斜め後方または前方に1m以上離して打つと、沈むカニに気付いて喰い易いです。
横の釣りでは、沈むカニに気付くと逃げる確率は高いため、着底後に気付く様なポイントにカニを打ちます。

<本日の釣果>
満潮前後の3時間半で30枚釣りました。(サイズ33~46cm 平均39.3cmでした)
水温が低下する晩秋の汽水域の上流は、垂直な護岸壁や斜めの護岸、砂地の底、石積みなど、それぞれのチヌがお気に入りの場所に餌を喰いに寄る高活性なチヌが多く、水面から足元まで1m以下の高さであれば、チヌに釣り人が気付かれない様な位置から竿を振って、チヌがカニを発見した様に見せかける打ち方が出来れば数釣りを楽しめます。

●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/

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