<紹介>
見えチヌ釣りにおいて、初めて釣行する河川の攻略方法を紹介します。
この河川は、コンクリート護岸でカニは少なそうです。川底には無数の穴が有って、チヌが砂地に居る餌を捕食した痕跡で魚影が濃いと推測できます。
<初めて行く河川の釣行戦略>
【河川の選定】
釣り情報は全く確認せず、衛星写真とストリートビューから護岸構造や地形・釣り歩ける距離など、チヌが居そうではなく釣れそうな河川を選定します。
【現地確認】
干潮時に釣行しカキを喰った跡や、砂地を掘った跡からチヌの有無と、痕跡の数から魚影の濃さを推測します。チヌが居ない様だと竿を出さず別の河川に移動します。
初めて釣行する河川は、チヌが居ない(釣れない)事も想定して複数の河川を選定して釣行することで、現地でバタバタする事を避ける様にしています。
【狙うチヌ】
干潮で川筋が見える河川では、上げ潮で上流に向かい砂地を掘るチヌに狙いを絞ることで短時間に数釣りを楽しむことができます。
但し、今日釣れたので1週間後に釣行しても同じように釣れるとは限りません。同じ場所に釣行する場合は、釣り場を落ち着かせるため最低でも1ヶ月か月以上空ける様にします。
【カニサイズ】
汽水域の砂地には大きなカニは居ないため、砂を掘っているチヌが不自然を感じない様に甲羅幅が1.0~1.5cm程度の小ガニを使用します。
石積みなど大きなカニが生息しそうな場所だと大カニを使います。
<初めて釣行する河川について>
釣り情報に見えチヌ釣りのジャンルは無く、自力で河川を選定して釣行していますが、いつも数釣り出来ることは無いです。
以前に2泊3日で9本の河川に釣行しましたが、全ての河川でチヌの痕跡が無く、竿を出さず600Kmのドライブに終わった事もありますが、新しい河川は行くだけでワクワクします。
今まで西日本を中心に93本の河川に釣行にしています。
●見えチヌを釣る前打ちの方法とテクニックについて紹介したウェブサイトを開設しています。
見えチヌを常に安定して数釣りするためには、見えチヌの動き、水温、水深、透明度、水中形状に合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を工夫する必要があります。当サイトでは、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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