見えチヌ釣り(テクニック24)チヌを散らさないカニを打つ竿操作テクニックと釣り易い護岸・潮位の条件を紹介【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/カニ/釣り方/サイトフィッシング】

<狙うチヌ>
護岸構造が4m幅の石積みで背後に護岸壁がある場所で、上げ潮で水位が足元から30cmとなっている時は4.3mの竿を使って釣り易い時間帯になります。
また、水温が川底14度、表層13.5度で水温差0.5度なので、チヌは石積みの駆け上がりの浅場(水深1m前後)まで浮いてくる可能性が高いです。

<釣り方>
石積みの水際から極力離れた護岸壁側を歩いて見えチヌを探します。水深1mの石積みの駆け上がりにチヌを見つけたら、手首のスナップを使ってコンパクトにビシッと竿を振ってカニを低空で高速で飛ばして、カニが着水直前にラインを軽く引きカニにブレークを掛け減速させて、チヌから2m斜め前方の水面にそっと着水させます。
カニが50cm以上沈んでからチヌが気付いて追っかけて行きますが、着水直後にチヌが気付くと危険を察知して逃げます。
カニが着底した場所に居るチヌが見えない場合は、カニが着底後15秒程度待つと喰いアタリがあります。

<カニの着底ポイント>
石積みの駆け上がりに居るチヌは、水温が低下すると50c以下の浅場に寄る事は少なくなるため、チヌが居る駆け上がりの水深と同じから深いポイントに着底させるようにします。
川底の水温が20度以上の時期だと、チヌは超浅場に餌を求めて寄ってきますので、チヌと同じ水深から浅いポイントにカニを着底させます。

<豆知識 チヌの習性>
2匹がカニを追っかけて潜った時は、大きいチヌが先に喰うとは限りません。チヌがカニを喰う光景を何度も見ていますが、争って喰わず先に喰ったチヌの獲物の様です。先に近付いたチヌがカニの抵抗などで離れると、その状況を見ていた別のチヌがカニに近付いてカニを捕らえようとします。
この様な光景は何度も見えており、チヌの習性は興味深いです。

<釣り場毎に釣り易い潮位を把握>
釣り場毎に水位によって水平角が20度弱になるタイドグラフの潮位を把握しておくと釣り易い時間帯に釣行し短時間に高釣果が期待できます。しかし、水位が上昇し水平角が小さくなると水面がギラギラで見え難くなり、水位が下がり水平角が大きくなると、チヌから釣人が見え易くなり釣り人や竿振り気付き危険を察知して逃げます。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
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