<狙うチヌ>
上げ潮で石積みの上部が沈む頃はチヌの活性が高く、波の影響で餌打ちに気付かれ難く釣り易い状況で、チヌ2匹が石積みの駆け上がりで2m程度離れて餌を探しているチヌを狙います。
<釣り方>
石積みの駆け上がりにチヌ2匹が2m程度空けているため、2匹のチヌの中央にカニを打ちます。思惑通り2匹ともカニに気付き近付き、カニを挟んで約50cm空けて向い合って約3秒間こう着状態になったが、2匹ともUターンして去ったため、去った大きい左側のチヌを狙ってコースを読んで餌打ちするがすっぽ抜けたため、再度チヌのコースを予測してカニを打って喰わせています。
<チヌは競って餌を喰わない?>
チヌがカニを挟んで向い合って、こう着状態になる光景は何度も見ていますが、2匹のチヌが競ってカニを喰う事は無く、片方のチヌが先にカニを喰うと、もう片方は静観するか、2匹ともUターンして去って行くかの2つのパターンだけ目の当たりにした事があります。
また、砂地の海底に複数のチヌが居る近くに気付かれない様に大き目のカニを着底させた時は、複数のチヌがカニを取り囲んでも、1匹がカニにアタックに行くと他のチヌは静観するだけです。アタックしたチヌが諦めると、次のチヌがアタックに行くような動きをしており、この場合も、カニを競って喰う光景は見たことがないです。
同様に、フグがカニを喰っている場合でも、大抵のチヌは横取りしようとはしないです。(稀に横取りしようとする場合もあります。)
逆にチヌがカニを喰っている時に、フグが横取りする光景は何度も見ています。
理由ははっきり分かりませんが、チヌは臆病で餌を競い合って喰う事は好まないのかも知れません。
<見えチヌ釣りの魅力>
発見したチヌに近付きチヌの動きを瞬時に予測してピンポイントに餌打ってチヌが警戒せず近付き喰う光景は何度見てもワクワク・ドキドキ感があってメチャクチャ楽しいです。
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
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