<釣り場の選定>
満潮時で護岸で見えチヌを釣る定番ポイントは、護岸際の浮きチヌですが、いつも安定した数釣りは難しいです。
見えチヌを安定した数釣りするためには、釣場の平面面積が広い方が断然有利です。そこで、満潮でも濁りが少なく底が見えて、釣場の面積が広い石積み上の底で餌を探している見えチヌを狙います。釣り易い水深は石積みまで1.5m程度です。また、石積み幅が4~5m程度が多くのチヌを石積みの上で見かけます。
護岸際より石積みを狙う理由は、護岸際を往復で狙う場合に、往路で見えチヌを発見して釣らないと復路では警戒したチヌが増えて護岸際に浮くチヌが少なり、往路で見えチヌの数釣りができないと復路で釣果を逃すことは厳しいです。石積みの上では、往路で釣れなくても復路でも石積みの上でウロウロするチヌは見かけますので、釣るチャンスは往復ありますし、釣果を伸ばしたい場合は2往復目でも釣れます。
ただ、3往復目は警戒して石積みから散って少なくなるようなので、釣っても2往復までと考えています。
この動画の場所では1往復しただけです。
<ノウハウ 釣り方>
突堤など、障害物が無い場所で釣る場合は、釣人の立ち位置は水際からチヌが見えるギリギリまで後退してゆっくり歩いて探します。
チヌを発見して竿を振る時には、穂先を水際から出さない様な距離から竿を振って、手首のスナップを使ってコンパクトにビッと振るとチヌに竿を気付かれ難いです。
<天気>
雨が降っていると見えチヌの発見は難しい事を言い訳にしたくはないか、実際の釣果は1日目は雨で竿を出したの時間は少なく1匹だけで、2日目も午前中に1枚だけです。厳しい釣果なので、雨雲レーダーを確認して曇となりそうな河川まで120Km移動しました。結果的に、雨より曇はチヌが見え易く1時間で3枚釣ったので、次の釣場に移動します。
もちろん曇より晴れで無風がチヌが見え易いく釣り易いです。
<豆知識 水中のチヌのサイズ>
釣人から水中のチヌを見た時に、光の屈折によってチヌが大きく近くに見えるため、目測を誤り易いです。
例えは、シュノーケルを付けて魚や貝を捕まえて、水面に浮上して見ると小さく見えてがっかりした経験はありませんか?
●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
www17.plala.or.jp/turumoto/
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