見えチヌ釣り(実践65)護岸上の死角から見えチヌを釣りの失敗事例と成功事例を紹介(対策はカニ打ちのタイミングと距離)【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/カニ/釣り方/サイトフィッシング】

<狙う場所>
チヌの死角となる水面から3m程度と高い護岸壁の上から狙います。
チヌの頭上は死角なので、チヌに近付くことは簡単ですが、水深が1m程度深いとカニが沈む途中に見切る確率が高く喰わすことは難しいです。

<釣行データ>
 釣行  7月上旬
 場所  瀬戸内 河川
 沿岸  27℃(海面)
 水温  27.0℃(川底)
     27.0℃(上層)
チヌ水深 100cm程度
 ロッド 5.3m

<深い場所で喰わす打ち方>
水深1m程度以上の深い場所は沈むカニに気付き易く警戒する為、例えばエイが牡蠣を喰い終わって移動する時に牡蠣ガラなどが舞う様な時にチヌは興奮状態になりますので、このタイミングでカニを打つと沈むカニに飛びつく様に喰って来ます。
また、自然に動く様なカニをチヌが発見したと見せかける様に打つと喰いが良いので、チヌの動きから少し見え難い適度な距離と打つタイミングを見計らう事が重要です。

<失敗例1 エイに付くチヌに見切られた>
エイが牡蠣などを喰っている最中にカニを打ったため、チヌが沈むカニに警戒して近付かなかったと考えています。
エイが牡蠣を喰い終わって動き始めた直後は、牡蠣ガラなどが舞って、チヌがおこぼれを狙ってエイが喰った跡に近付きますので、このタイミングにカニを打つと、沈んでいるカニでも喰らい付く様に喰う場合もあります。

<失敗例2 チヌの近くにカニ打ち>
チヌからカニが見え易い50cm離したポイントにカニを打ってしまい、沈むカニに気付き逃げました。
チヌに危険を察知されない様にする基本の考え方は、水深と同じ距離以上に離してカニを打ちます。
理由は、光の屈折の全反射の領域にカニを打つと、チヌから見た水面が鏡の様になっており、チヌに気付かれ難い様です。

●前打ちによる見えチヌの釣り方とテクニックについて紹介したHPを作成しています。
見えチヌをいつも安定して数釣るためには、見えチヌの動き・水温・水深・透明度・水中形状などに合わせて、チヌ毎に餌打ち方法や誘い方を1%でも釣れる確率が高いと考えている方法でやっており、これらの釣り方や釣果実績などを紹介しています。
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